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小泉羽純~サブカル姉ちゃんの戯言

映画、ロック、東京の街、80年代サブカルチャー、歌謡曲、懐かしの女性アイドル、食べ物、本、労働、ミュージカル、お色気姉さん、色々書いちゃうよ~

氷の花火



山口小夜子さんのドキュメンタリー映画。
彼女の出身校である杉野学園の生徒が
マスクに手袋を着け荷物の配送を待つ。
箱の中は遺品。
洋服、衣装、人形、本、スクラップ
アクセサリー…

同級生、メイクさん、デザイナー、カメラマン、ミュージシャン
舞踊家
様々な年齢、彼女を愛した人々の証言。

彼女のランウェイでの艶姿。
資生堂のコマーシャル。
表現者としての新鮮な取組。
インタビューシーン。

容姿だけでなく物静かなゆえ神秘的で
謎めいた生涯を紐解くように展開する。

実は、クリクリとした大きな目。
子供の頃から可愛さ、美しさは抜きん出ており
モデルデビューがmcシスターだったのは
初めて知った。
彼女のデザインした女子校の制服もお洒落!

寝れば治るからとマンションに帰り
翌日、急性肺炎で生涯を閉じる…
パーティーや賑やかな場所では、いつも
いつの間にか姿を消していたという…

この作品を観た後も神秘さは変わらない。
しかし、彼女の趣向、姿勢、感性、行動は
気高く、1本芯が通っており
憧れだけでは終わらせない炎が燃え上がる。

場内は、もちろん満席である。
私的には沢山の方に観ていただきたい作品。
素晴らしい作品を観た後の気分の良い余韻。
今、私は幸福感に浸っている…
★★★★★∞
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  1. 2015/11/05(木) 00:01:18|
  2. 映画
  3. | コメント:4
<<つけ麺 哲ちゃん | ホーム | リハビリ後、鑑賞予定>>

コメント

究極に美しい人って喜びだよね。
彼女の横では白人モデルが安っぽく見えてしまう。またこういう人が現れないかしら。
  1. 2015/11/05(木) 17:59:31 |
  2. URL |
  3. Tammy #-
  4. [ 編集 ]

夏の終わりに頂いた山口小夜子さんの絵ハガキを、今しみじみと見ています。
  1. 2015/11/06(金) 12:03:16 |
  2. URL |
  3. ケロコ #-
  4. [ 編集 ]

tammy様

再来と言われる人は、いるんでしょうが超える人は…

美しいとは苦しい事。
彼女の言葉です。

コメントありがとうございます!
  1. 2015/11/16(月) 22:55:54 |
  2. URL |
  3. サブカル姉ちゃん #4L.4nGQg
  4. [ 編集 ]

ケロコ様

ありがとうございます!
靭帯を傷めましたが清澄白河まで
行って正解だったと思っています。
この作品で、より彼女の生き方を
知る事が出来たように思えます。

コメントもありがとうございます!
  1. 2015/11/16(月) 23:00:29 |
  2. URL |
  3. サブカル姉ちゃん #4L.4nGQg
  4. [ 編集 ]

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